しずくのIT日記

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そもそも「AI」って何?

【公開日: 2026年4月24日】

初心者向け: AIの基本知識 その1

~AIができること、データの分類について~

近年、爆発的な広がりを見せるAI。開発者の中でも、AIにプログラムを書かせて開発スピードを上げたり、分からないコードをAIに質問してみたりして、AIの利便性を実感している人も多いのではないでしょうか。
私たちが良く目にしているAIは、いわゆる「生成AI」というものです。生成AI=AI という認識になっているかと思います。
私も正直その認識ですが、「AIとは何ですか?」と聞かれた時、きちんと説明できる自信はありません。

そもそもAIとは何なのか。「定義を説明できる一般人はいない、10人に質問したら10の答えが返ってくる」という記事も目にしました。
それだけ、AIがまだ発展途上なのだという事かもしれません。

AIやそれに関わる事に関して、少し調べてみることにしました。

AIとは

人工知能のアイコン

Artificial Intelligence
頭文字を取ってAIです。直訳で人工知能です。
コンピュータに人間のように何かを学習・推論できるようにする人工知能の技術。
ディープラーニングにより学習させる、とのこと。

現在のAIは、人工知能と言いつつ専門分野に特化させたものに留まっています。
※すべてを得意とするAIは、まだこの世に存在していない?
AIの最終到達点は、人間のように自分で考え、行動し、成長していくものを想定しているのでしょうか?

そうなると、私のAIの完成形のイメージは「ドラえもん」になります。
ドラえもんは自分で物事を考えて行動します。どら焼きが好きだし、恋愛もします。フラれたらちゃんと落ち込みます。
のび太くんには「ばかだな~」とか普通に悪口も言うし。

現代では、まだドラえもんが登場しそうにありません。では、AIは現時点でどんなことを行っているのでしょうか。

AIの得意分野について

AIの得意分野をいくつかまとめてみました。

説明
数値予測 天気予報、売上予測、価格設定 など
分類 植物などの識別、メールの識別、不正取引フラグの設定、病気の識別や診断 など
ロボットナビゲーション 自動車の自動運転、商品の受発注、ロボット掃除機、レスキューロボット など
言語処理 生成AI、翻訳、chatGPT など(主に自然言語処理)

このように、既にいろいろなところでAIの技術は利用されています。
ただし、現状のAIはこれら単一のタスクしか向いていません。「1つの専門分野」に特化させているためです。
天気予報しながら部屋を掃除して回るのは苦手なのです。それぞれ役割毎にAIを用意する必要があります。

AIに必要なデータについて

AIをAIたらしめるためには、「どんなデータを与えたら良いのか」が重要なもようです。
ただ闇雲にいろいろなタイプのデータをあげても、効率が良いとは言えません。
まず初めに、これから構築するAIに「どんな仕事をしてもらおうか」というところからスタートし、その仕事をするためのデータセットを準備します。
では、どんなデータが良いのでしょうか?分類別で確認してみます。

説明
構造化データ 表やスプレッドシートなどの、特定の方法で整理されたデータ。
名前列には名前という感じで、メールアドレス、年齢、国籍、好きな色などなど、その項目にはそれに関するデータが必ず格納されます。また、格納するデータは書式設定もされます。きちんと定義されているため、検索や分析がしやすいのが特徴です。
データベース・データウェアハウスなどがこれです。
非構造化データ テキスト、文書、画像、音声、動画など、特定の形式で整理されていないデータ。
整理するための分析が難しいです。ただし、市場トレンドなどのデータも含まれているため、データとしては貴重な存在です。
メール、SNS投稿やサイトレビューなども含みます。
準構造化データ 構造化データと非構造化データを組み合わせたもの。
ある程度整理されたデータでありつつ、非構造化要素も含むデータとなります。JSONファイルやXMLなどがこれに当たります。


準構造化データはさておき、構造化データと非構造化データについての一例をあげます。
例えば、美容室に電話で予約を入れるシチュエーションを想像します。こんな会話だと思います。
「7/1にカットの予約をしたいです。山田といいます。あ、やっぱりパーマもしてもらいたいです。時間空いてますか?・・・では14時でお願いします!」        
これを構造化データにすると・・・↓

説明
氏名 山田 花子
フリガナ ヤマダ ハナコ
年齢 30
性別
予約日 2026/7/1
予約時間 14:00-16:00
カット あり
パーマ あり
カラー なし

ざっくりですが、こんな感じにまとめることができます。

コンピュータはもともと「構造化データ」の方を得意としていますので、意味を理解するには構造化データが最も効率的のようです。ただ、会話は「非構造化データ」になりますから、AIは最終的には非構造化データでの学習を進める必要があります。テキストを人間のように理解できるように設計されたAIにするため、構造化データから学習させていく、というイメージなのかと思います。
AI学習の最初の1歩は、構造化データにて「単語」の理解からがスタートなのでしょう。
語彙の理解→単語と単語の組み合わせの理解→文法の理解→構文の理解・・・etc. と少しずつ広げていき、会話や音声、投稿などの非構造化データが理解できるまでに成長させられれば、晴れて生成AI君の誕生です!
こういった生成AIの学習方法としては、深層学習(ディープラーニング)やニューラルネットワークといったトレーニング方法があります。

こうやって文章にすると数行ですみますが、これを実際にやろうと思ったらどのくらいの時間・費用・労力がかかるのでしょうか・・・!?
うちみたいな小さな会社が1からAIを作ろうと思ったら、そのコストで潰れてしまいそうです。データの収集や作成もさることながら、品質も担保しないといけません。データが間違っていないか確認しないとですし、古いデータが混じっていたら更新も必要です。

AIを使ったサービスを展開したいなと考える中小企業の多くは、予めトレーニングが完了しているAIモデルを貸してもらうことで、少ないリソースで開発することができるようになります。
この、事前にトレーニングされるデータは基本的なものになります。一般的に必要な知識を網羅的に学習済みのAI君となりますので、そこに自社サービスに特化したデータを与えれば良いのですから、1からやるよりも断然スピード感が違います。
ちなみに↑のことをファインチューニングといいます。

AIに関する知らない単語の数々

ロボ見るアイコン

ディープラーニングとか、自然言語処理とか、さっそく調べないと良く分からない単語が・・・!
専門分野に特化させるためにどんな学習をさせるのか、等も自ら調べないと知る由もありません。

機械学習、深層学習、大規模言語モデル、ニューラルネットワーク、推論エンジン、プロンプト・・・etc

AIがどのようにつくられているのかを調べるほか、AIの上手な活用方法といった方面も見ていければ良いかと思います。

まとめ

AIについて、少し調べただけでこんなにも謎が深まってしまいました。とても奥深い分野です!
人それぞれ、興味のある方面は違うかと思います。
中身についてもっと知りたい・・・利用に関してもっと深掘りしたい・・・など、アプローチ方法を変えるだけで様々な人と議論できそうですね。
「AIとは何か」を定義できるよう、勉強を進めていきたいと思います!

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この記事記事を書いた人:
しずく
初心者向け記事の担当者です!