システム開発について②
【公開日: 2026年4月24日】
初心者向け: ITの基礎 その4
~インフラ面の作業工程とは?~
システム開発の流れはその3で説明した通りですが、それではインフラの方はどうでしょうか?
インフラ構築も同じように、要件定義に始まりテストを経て完成となります。
開発部門が作ったシステムを実際に使えるようにするため、インフラ部門が地盤を作るイメージです。
家を建てる時も、土地を整備したり、水道・ガス・電気はどうするか、住民票やら何やら、
建屋以外の必要なものもたくさんありますよね。
開発とインフラで言い回しが変わったりもしますが、基本の進め方は同じです。
●インフラ構築の流れ
要件定義
インフラでも最初の工程は要件定義です。お客様のリクエストを基に、現状の設備等を調査分析、必要な機能や性能といったシステム要件を整理します。
どんなシステムにするかを決めます。
設計
要件定義に従い、システムを設計します。
開発ではどのようにプログラミングするか・データベースとの関連など、システムを完成させるための内容を記載しますが、インフラではシステムを動かすためのサーバ、基盤、ネット環境などの配置図や設計図を作成します。
構築
設計書に従いシステムの構築を行います。
ハードウェア、ミドルウェア、サーバ、基盤、ネットワーク環境やセキュリティ設定などの環境構築です。実機の他、クラウドでの構築もあります。
テスト
設計書どおりに動くかテストします。
単体モジュール・結合モジュール(ソフトウェア全体など)など、段階的に何度も行われます。
システム完成!
お客様に納品し、正しく動くか確認してもらい無事終了となります。
●業務工程まとめ
このように、システム開発にしろインフラ構築にしろ、工程ごとにやることがたくさんあります。
それぞれの工程に担当者が配置され、周りと連携を取ってみんなでシステム完成を目指します!
以下、システム開発とインフラ構築の主な業務工程をまとめてみました。
| 説明 | |
|---|---|
| コンサルタント | お客様と直接やり取りをする。見込み客へのアプローチ、既存顧客への提案や交渉などを行う。 |
| 要件定義 | プロジェクトの概要、必要な開発・設備・人員・工数などを取り決める工程。 |
| 設計 | 要件定義を元に、プロジェクトの設計書を立てる。基本設計書、詳細設計書がある。 |
| 製造 | 設計書を元に、プログラムを製造する。下流工程。 |
| 構築 | 設計書を元に、サーバ、基盤、ネットワークやセキュリティ等の環境構築を行う。 |
| テスト | 製造、構築したもののエラーやバグが無いかをチェックする。テストには、単体、結合、総合、受入れテストがある。 |
| 検証 | 実機とプログラムの実行テスト。本番環境、テスト環境など。主に結合テストで実施。 |
| 運用 | システムを安定稼働させるための工程。定常業務やメンテナンスなど。 |
| 保守 | システムを安定稼働させるための工程。何か起こった時の対応など。 |
| 改修 | システムのバージョンアップ、バグや追加機能等の修正を行う。 |
| PM | プロジェクトマネージャー プロジェクト全体の責任者。 |
| PMO | プロジェクトマネージメントオフィサー PMの補佐。 |
| PL | プロジェクトリーダー プロジェクト内のリーダー。PJの各工程の責任者。 |
まとめ
ひとつのものを作るにも、こんなに作業が存在することが分かりました!
このように、ITの仕事はひとりではできません。チームでやることが基本となります。
みんなで力を合わせて、よいものを作りたいですね!
この記事を書いた人:
よこた